2020年度卒部生

阪大舞研の歴史

大阪大学舞踏研究会(以下阪大舞研)はおよそ40年ほど前に、医学部の学生を中心に創部されたサークルである、サークルといっても、年に十数回競技会が行われ、そこで好成績を残すために部員は毎日激しい練習を行っている。したがって、どちらかといえば体育会系の要素が強い。競技ダンスにはモダンダンスとラテンダンスの2種類があり、阪大舞研ではほぼ半数に分かれてそれぞれのダンスを追及している。阪大舞研は昔はモダン校のイメージが強かったが、ラテンカップルの成績向上、フォーメーションのラテンダンス転向など、年々ラテンダンスの方も充実してきており、モダンラテンとも非常に高いレベルに成長した。一時期、部員の減少・ラテンの過剰人気などによって成績が振るわない時期もあったが、林田先生を筆頭とするOB・OGの熱心な御指導、後援などにより、現在では部員も関西最大規模にまで非常に増え、近年では関西で立て続けに団体優勝、七帝戦連続入賞、フォーメーションも数十年ぶりに優勝、全日本団体6位入賞、阪大文化会からも表彰を連続受賞するなど、輝かしい実績をあげ、まさに創立以来の黄金時代(2009年現在)とも言える層の厚さと質の高さを誇るクラブである。しかし、未だ全日本戦に於ける関西の東部に対するビハインドがあることは確かであり、団体として関西学連を盛り上げリードする立場としてこれ以上の発展こそが必要である。悲願の全日本優勝のため、指導部の先輩方の継続的努力により現在モダン,ラテンともに良い先輩が良い選手達を育てるという良質なサイクルが出来上がりつつある。例えば近年ラテンでは07年卒主将田中先輩。モダンでは06年卒の先輩達の存在とその尽力が現在の戦力に大きく良い影響を与えていることは確かである。連綿と続くこの流れを絶やすことの無きよう、指導、育成面に於いても充実した体制を執っており、大人数で雰囲気も楽しく、今非常にこの先の発展が楽しみなサークルである。

構成大学

大阪大学・大手前大学・近畿大学・大阪樟蔭女子大学・大阪工業大学・甲南大学

背番号

阪大舞研が使用している背番号は470番代、390番代、200番、近年増設した180、770番代である。平成以前は200番代は使用されていなかった。背番号の決定方法は、まず主将が470、次に副将が471、その後上級生から番号を任意で選択し決定される。部員が少ない頃は全員が470番代を使用しており、 390番代は、後述するレギュラー戦で使用される以外はいわば470番代で足りないときの「補欠番号」として主に2回生が団体戦に出場する際に使用していた。その後、部員数の増加等により、番号と学年の相関性はなくなったようである。現在は200番台が新人戦で使用されているため、2回生が団体戦に出場する際は主に200番台が使われている。しかし2回生の間にその番号に愛着を持ち、学年が上がってもそのまま200番台を使用する人もいる。特に200番はその語呂の良さから人気である。近年部員数の爆発的増加により、番号の増設が必要になった。それにより180、770番代を学連に申請・新設し、新たな歴史の流れが始まった。

(文責・平成21年秋・河本)

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